自分語り⑦
こんにちは、大字あゆみです。
長時間の電車移動なのに、本を持ってくるのを忘れたので、自分語り続きです。
以前は一時保護施設に入所し、発達の検査を受けたところまで書いたと思います。
一時保護施設では、もちろん学校に通うことが出来ません。
午前中に漢字の勉強をやるぐらいでした。
大字は当時入会していた進研ゼミの教材を母親が送ってくれていたので、自習でちょこちょこ勉強していました。
午後には、施設の近くにある大きな公園で、他の子たちと鬼ごっこをしたり、施設内にも小さいながらも庭があったので、そこでバスケットボールをしたりして、身体を動かします。
夜には夕食の他におやつが出て、みんなと一緒にテレビ観ながら食べていました。
大字はというと、家族と学校から離れられたことで、直ぐに気持ちが安定しました。
あまりにも直ぐに回復したので、入所する前に言われた「あなたは虐待されてもいないから、ここに来るべきではない」という言葉が頭の中に残っていました。
その言葉に傷ついていた大字でしたが、回復して体力が戻ってくると、表面上いい子でいることは簡単でした。
ずっと自分の気持ちを誰かに吐き出したかったです。
発達の検査以外は特に何もカウンセリング的なことはありませんでした。
あ、でも一時保護施設に入所してから6ヶ月(多分それぐらい)経って児童養護施設に移る前の晩に、よく話しをしていた施設の人に父親のことを話しました。
家に火をつけようとしたこと、包丁で脅されたこと、夜に家から閉め出されたこと。
父親のことは、とっくに終わったことなので、話す必要はありません。
それよりも、今の家族の話しをした方がよかった気がします。
でもそのときは、今の家族のことを話すほどには傷が塞がっていませんでした。
でも、話してちょっとスッキリしてたかな。
一時保護施設では楽しい思い出の方が多かった気がします。
ずっと「自分がここにいて良いのか」という葛藤はあったけれど、施設の人もいい人ばかりでした。
でも、ほとんど覚えていないんです。
何歳からいたのか、何ヶ月いたのか、季節感も思い出せません。
この先もエピソードは覚えているけど、時系列はハッキリしていないです。
また、気が向いたら書きます。