エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展に行きました
こんばんは、大字あゆみです。
先日、こんな美術展に行ってきました。
エドワード・ゴーリーはちょっと怖い絵を描く絵本作家さんです。『うろんな客』や『不幸な子供』なんかが有名ですね。ちなみに大字は『おぞましい二人』が好きです。
展示が決まった頃から観に行くことを決めていたのに、なんやかんや延ばしてたら展示終了間際になってしまいました。(汗)
病院行くついでに気軽な気持ちで観に行きましたが、とにかく展示物が多い!!
主に絵本の原画と、スケッチ原本、ゴーリーがデザインを手がけたポスターやチラシ、限定で販売されていた絵本キャラクターのぬいぐるみなどなど。
きっと、比較的最近に逝去されている方なので保存状態の良い展示物がたくさんあるんでしょうね。
原画類はびっしり描き込まれているし、バレエ団の公演チラシのタイポグラフィとかも凄くしっかりされていて、しかもそれが尋常じゃない量。
「凄くお仕事されてたんだな・・・自分の好きなことでも大変だったんだろうな・・・・・・」と、尊敬の念を抱きながら観てまわっていました。
ゴーリー は緻密なペン画が特徴の作風で、絵本の内容は子供が悲惨な死を遂げたり、怪しげな部屋ばかり描いた本など、全体的にちょっと不安を掻き立てられる感じなんですよね。
大字はジュンク堂で絵本を見つけて、そのホラーな感じが気にいって、学校の図書室や地域の図書館で読んでました。家の本棚に置くのはちょっと怖いな、と思って買ってはいないです。(笑)
あ、でも売店でこんなの買いました。
猫ちゃんのピンズ。
いろんな人物を悲惨な目にあわせているのに、猫だけは死なせないゴーリーに凄く親しみを感じます。
そういえばこの日、舞台『キャット』の原作本の表紙と挿し絵を描かれていることを知りました。
これだけ凄く欲しくて勇み足で売店に行ったのですが、あいにく売り切れでした・・・・・・
他のグッズは怖い絵を使っているので普段使いにはちょっと・・・・・・(怖い絵も大好きなのですが日常で持つのは少し怖いんです・・・)
あ、でも『うろんな客』のマフラーも凄く惹かれました! しかしこの日は手持ちがなく断念。
でもこの日はたくさん展示物観れてとても満足でした。原画観て「ここら辺、自分の絵でマネしてみたいなー」と考えたりして、いいインプットになったと思います。